大阪・都島にある老舗和菓子店の玄米大福。魚沼産「〆張りもち米」の玄米を使った生地は、コシのあるしっかりとした食感。噛むほどに玄米ならではの香ばしい風味が広がり、丁寧に炊いた十勝産小豆の粒餡と好相性だ。てんさい糖のやさしい甘さ、味を引き締める沖縄海水塩もいい仕事をして、つつましくも幸せな味わい。

大阪名物のどて焼きは、牛スジ肉とバラ肉を味噌と醤油で炊きあげた独特の味わいが特徴。味噌は信州白味噌。ほどよい甘みとコクがあり、牛肉との相性がよい。冷凍のまま湯煎で10分ほど温めて食す。

昭和9年創業の大阪「丸福珈琲店」が、自慢のアイスコーヒーをレトロな瓶に詰めてお届け。深いコクと香りは、「深煎りの極み」と評される焙煎技術と職人の丁寧な抽出の賜物だ。後味はすっきりで、濃厚なフレッシュと絶妙な相性。無糖か加糖を選べる。

5種のフルーツ（ブルーベリー・オレンジ・バナナ・フランボワーズ・パイナップル）に生クリームを合わせ、きめ細かなこし餡と羽二重餅で包んだ洋テイストの大福。フルーツの甘酸っぱさと、餡やクリームのコクが見事なバランスで、さまざまな風味が口の中でふわっと広がる感覚が、まさに花火のよう！

国産小麦や石臼挽き全粒粉を用いたハードパンは、『パンデュース』の真骨頂。自家製酵母を使った程よい酸味のルヴァン、胚芽の香り高いグランデ、冷蔵発酵のカントリーブレッドなど、それぞれに粉の旨みが生きた8種。外側は香ばしく中はもちもちで、ハードパンの印象が変わるおいしさだ。